たまごかけごはんは、
日本人の大発見?
魅力的な日本食はたくさんあるが、
聞くところによると、
日本人がこよなく愛する国民食
「TKG=たまごかけごはん」…という
ゴールデンなライスメニューがあるらしい。
岡山県の真ん中あたりに
美咲町というビューティフルなネーミングの
町があって
日本全国、いや海外から
黄金色の美味を求めて
たくさんの人が訪れると耳にした。
ああ見たい!知りたい!食べたい!
と思い立って、噂の岡山県美咲町へ取材に行ってみた!
「白米×生たまご」という
超シンプルなコラボレーションが
なぜ多くのファンを魅了するのか?
いざ「美咲流たまごかけごはん」と
その食文化を育む町の秘密に迫る!
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ええ!年間来場者7万人
日本人が何時間待っても食べたい
たまごかけごはん…って? -
自分のベスト オブ たまごかけごはんを
探してみるのも面白そうだ。
晴れの国と呼ばれる岡山県。
その中央部に位置する美咲町。
人口約1万4千人のこの町に
日本全国いや世界中から
「TKG=たまごかけごはん」を求めて
多くの人々がやって来るという。
その数なんと年間約7万人!
美咲町には
「TKG=たまごかけごはん」を提供する
お店が数店舗あるがそれぞれが
独自の食べ方やレシピで
提供しているらしい。超シンプルな
組み合わせがなぜこんなにも奥深い?
いやだからこそ味わいは無限なのか。
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なぜ美咲町が
「たまごかけごはんの聖地」?
「たまごかけごはん」を日本全国に
広めた郷土の偉人とは? -
明治時代初期、彼が食べた
鶏卵和(けいらんあえ)が
たまごかけごはんの
ルーツという説あり。
なんと、たまごかけごはんを
広めた人物が存在していた。
その方とは、明治時代に活躍したジャーナリスト
「岸田吟香(きしだ ぎんこう:
天保4年生~明治38年没)」。
そして岸田吟香が生まれた場所こそが、
美咲町の栃原(とちばら:かつての久米北条郡
中垪和谷(なかはが たに)村)という事実。
昭和2年発行の
『江戸生活研究 彗星 第二年 八月号』に
「岸田吟香がたまごかけごはんを
明治時代初期に食べた」と
書かれた文献があり、その中で登場する
鶏卵和(けいらんあえ)というのが
「元祖」たまごかけごはんと
伝えられている。
美咲町には、彼の記念館もあるぞ。
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標高400m、
のどかな日本の原風景で
育まれた絶品・棚田米とは? -
町内には未来へ残すべき棚田を選出した
「日本の棚田百選」にも選ばれた
大垪和西(おおはがにし)の棚田や
小山の棚田があるではないか!
棚田は「日本のピラミッド」と言われるほど
歴史的文化価値も高い。なかでも谷全体に
360度すり鉢状に広がる大垪和西地区には
約750枚の棚田が織り成す
美しい“日本の原風景”が広がっている。
水面に夕日が映りゴールデンに輝く様が、
ビューティフル!
棚田特有の湧き水と陽光。
自然の恵みが一粒一粒に宿っている。
山の湧き水と太陽の恵みをいっぱいに
浴びて育った大垪和西の
「棚田米」。おいしいに決まっている。
たまごとの相性は当然申し分なし。
最高のペアリングだ。
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西日本最大の養鶏場
「美咲ファーム」をはじめ
安心&良質。
これぞ食のジャパン・クオリティ! -
超人気店「食堂かめっち。」で使われるたまごは、
地元の養鶏場「美咲ファーム」で産まれた「森のたまご」が使用されているそうだ。
そのおいしさのヒミツは、長年の研究から生み出された絶妙な飼料レシピ。
マグロやカツオから抽出した良質な魚油、
よもぎ、パプリカなどが入っている。
そしてもうひとつのポイントは「鮮度」。
農場で産まれたたまごはそのまま隣接する工場に
運ばれ、すばやくパッキングされて、お店に配送。
しかも、たまごの鮮度を守るため配送中も低温に保たれているって…。
ジャパン・クオリティ、まさにエクセレント!
鶏舎の当日産みたて卵を即パッキング。
厳しい管理基準を
クリアした卵のみがTKGとなる。
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奥深い味わいの
美咲町たまごかけごはん。
寿司、天ぷら、ラーメンにも
引けを取らない! -
良質なたんぱく質と必須アミノ酸が
バランス良く含まれているたまごはとても栄養が豊富。
しかもたまごかけごはんにすると、
ご飯=「甘味」、醤油=「塩味」がプラス。
基本5味(甘味・旨味・苦味・酸味・塩味)の
中でも旨味・甘味・塩味という
本能的に好まれる3つの味が揃っているのだ。
さらに言うと、美咲町のたまごかけごはんは、一般的な生食できるたまごと比べて、
「旨味」という世界的に注目されている味覚成分が高く、味のバランスも良い。
季節や鶏の体調によって配合を変えるこだわりの飼料や飼育環境が、この味を出しているのだろう。
シンプルなメニューながらも、寿司や天ぷら、ラーメンといった日本を代表する料理にも引けを取らない、
実に味わい深い一品だ! ※AISSY株式会社調べ(2020)
旨味×甘味×塩味の
トライアングル。
世界的人気も納得のエビデンス!
美咲流
たまごかけごはんの食べ方
たまごかけごはんの食べ方
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ご飯の中心をひとくち食べ、
素材を味わう -
TAMAGOを、
一口味わったご飯の上におとす -
黄身と白身をひとくち味わう
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自己流にかきまぜる
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お好みの
醤油をかけて楽しむ -
食べたりなければ、大きな声で
「OKAWARI」と叫ぶ
※食堂かめっち。では何杯でもおかわり無料。
まさに!
TKGはニッポンの奇跡!
日本を知るなら、
まず美咲町に出かけよう!
TKGはニッポンの奇跡!
日本を知るなら、
まず美咲町に出かけよう!
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まるでオープンカフェ!?
超人気店「食堂かめっち。」!
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美咲町のたまごかけごはんが味わえる店のひとつである「食堂かめっち。」。観光客や町民で賑わう超人気店だ。店内は、イチョウの木のカウンターやヒノキのデーブルがすがすがしい明るい空間になっている。そこでは、なんとたまごかけごはんが食べ放題!さらに、テラス席では卓上オリジナル釜で炊いたご飯と、グレードアップした「伊勢の卵」で作るたまごかけごはんが味わえる。オープンエアで美咲町の自然を感じながら、できたて熱々のたまごかけごはんをほお張る。なんと贅沢な楽しみ方!
美咲町は他にも見所いっぱい!
- バスでお越しの場合
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- 路線バスで津山から・・・・・・約30分
- 空港バスで岡山桃太郎空港から・・・・・・約60分
- 鉄道でお越しの場合
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- JR津山線で津山から亀甲駅・・・・・・約15分
- JR津山線で岡山から亀甲駅・・・・・・約60分
- 車でお越しの場合
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- 大阪(池田I.C)→中国自動車道→(津山I.C)・・・・約120分
- 広島(広島北I.C)→中国自動車道→(院庄I.C)・・・・約150分
- 四国(高知I.C)→(岡山I.C)→国道53号 →・・・・約180分
- 米子(米子I.C)→米子自動車道→(院庄I.C)・・・・約70分
- 国道53号で津山から・・・・・・約20分
- 国道53号で岡山から・・・・・・約70分
- 岡山桃太郎空港から・・・・・・約50分