○美咲町地域みらい計画応援交付金交付要綱
令和3年3月29日
告示第15号
(趣旨)
第1条 この要綱は、協働の精神に基づき、美咲町内の小規模多機能自治組織が地域課題の解決改善及び地域の特色を活かした魅力ある地域づくりに自主的、主体的及び包括的に取り組むことを応援し、地域で支え合うまちづくりを推進するため、美咲町地域みらい計画応援交付金(以下「交付金」という。)を交付することに関し、美咲町補助金等交付規則(平成17年美咲町規則第44号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この要綱において「小規模多機能自治組織」とは、美咲町小規模多機能自治組織認定要綱(令和3年美咲町告示第14号)において認定された組織をいう。
(交付対象事業)
第3条 交付の対象となる事業(以下「交付対象事業」という。)は、小規模多機能自治組織が自らの地域の現状を把握・共有するとともに、幅広く地域住民の意見を把握し、住みよい地域をみんなで作るための地域づくり設計図(以下「地域みらい計画書」という。)に基づき実施する事業とする。
(1) 宗教的活動や政治的活動を目的とする事業
(2) 公序良俗に反する事業
(3) 事業の効果が特定の個人や団体のみに帰属することを目的とする事業
(4) 視察や親睦のみを目的とした事業
(5) 前各号に定めるもののほか、町長が交付の対象としないことが適当であると認める事業
(交付対象経費)
第4条 交付の対象となる経費(以下「交付対象経費」という。)は、第3条第1項に規定する事業の実施に必要な経費とする。また、備品購入については、当該事業の実施に必要不可欠の場合は、取得価格が20万円未満とする。ただし、次に掲げる経費については、交付の対象としない。
(1) 単なる会員相互の懇親会に伴う飲食経費
(2) その他、町長が社会通念上適切でないと認める経費
2 前項ただし書きの上限額の算定に用いる基礎数値は、当該年度における4月1日現在の住民基本台帳等の数値とする。
2 前項ただし書きの軽微な変更とは、交付金事業の内容の変更を伴わない、交付対象経費の総額の20%以内の減額をいう。
(交付決定の取消し又は交付金の返還)
第12条 交付対象組織が次の各号のいずれかに該当するときは、交付金の決定の全部若しくは一部を取消すことができる。
(1) 規則又はこの要綱若しくはこれらに基づく町長の指示に従わなかった場合。
(2) 故意に提出書類に虚偽の事項を記載した場合。
(3) 交付対象事業に関して不正、怠慢その他不適切な行為を行った場合。
(4) その他交付決定後に生じた事情の変更等により、交付対象事業の全部又は一部を継続する必要がなくなった場合。
(帳簿等の整備及び保存)
第13条 交付対象組織は、交付対象事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類を整理し、交付対象事業が完了した年度の翌年度から起算して5年間保管しなければならない。
2 交付対象組織は、町長から前項の帳簿等の提出の指示があったときは、当該帳簿等を速やかに提出しなければならない。
(その他)
第14条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、町長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この告示は、令和3年4月1日から施行する。
(この要綱の失効)
2 この要綱は、令和9年3月31日限り、その効力を失う。
附則(令和3年12月14日告示第83号)
この告示は、令和4年4月1日から施行する。
附則(令和4年3月30日告示第23号)
この告示は、令和4年4月1日から施行する。
附則(令和6年3月25日告示第27号)
この告示は、令和6年3月29日から施行する。
別表(第5条関係)
区分 | 算定基礎 | 備考 |
地域運営支援金 | 均等割 1自治会当たり 15,000円 世帯割 1世帯当たり 500円 防犯灯割 1灯当たり 1,700円 面積割 地域面積1Km2当たり 14,500円 | 小規模多機能自治組織を構成する自治会を支援 (自治会ごとに算出) |
協議会運営支援金 | 組織割 1交付対象組織当たり 100,000円 会議支援費 交付対象組織主催の会議1回当たり 2,000円(上限12回/年) 多機能加算 女性及び60歳以下の地域住民が参加する会議に限り、会議1回当たり1,000円加算 | 小規模多機能自治組織の運営を支援 (交付対象組織ごとに算出) |
課題解決活動支援金 | 人口割 1人当たり 400円 高齢化率割 高齢化率に2,000円を乗じて得た額 | 地域みらい計画に基づく、地域課題の解決へ向けた活動を支援 (交付対象組織ごとに算出) |
※千円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額とする。