ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > くらしの情報 > 子育て・教育 > > 2.どうしてむし歯になるのかな?

2.どうしてむし歯になるのかな?

印刷用ページを表示する 更新日:2019年11月1日更新

むし歯は感染症!

どうしてむし歯になるのでしょう?

むし歯は、口の中のむし歯菌が作り出した酸によって歯が溶けてできます。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯菌はいません。

ではなぜ?いつ頃から?子どもたちはどこからむし歯菌に感染し、むし歯になってしまうのでしょうか?

むし歯菌は家族や近しい人、特に母親の唾液から感染すると言われています。感染経路としては、「大人が使ったスプーンで食べさせる」「コップの共有」などがあります。

1本むし歯があれば、他の健康な歯もむし歯にする危険があるので、早目に治療する必要があります。



むし歯菌などは歯垢1mgの中に『1~2億個』いると言われています。
大人の口腔内の菌(歯垢を位相差顕微鏡で拡大した動画)

ということは、お母さんの口の中にむし歯菌がいなければ、子どもがむし歯になる確率も下げることができます。子どものむし歯予防の第一歩は、家族のむし歯を予防・治療することから始まります。

美咲町では、妊婦と産婦(産後1年以内)を対象として「妊産婦歯科健康診査費用助成事業」を行っています。歯科健診と歯科クリーニングの費用を町が助成することで、母親の口腔に関する健康の増進及び早期発見、早期治療を図ります。ぜひ、歯科健診をしていただき、子どもにむし歯菌がうつらないように早目の対策をしておきましょう。

美咲町妊産婦歯科健康診査費用助成事業については→こちら

砂糖とむし歯の関係

甘いものの中に含まれる砂糖は、歯垢を作る1番の原因になります。歯垢は、糊のように歯の表面にこびりつく細菌の塊です。細菌が砂糖を分解して“酸”を作り、歯を溶かしていきます。歯垢

甘いものを食べるとむし歯になりやすい原因の一つです。

甘いものを食べることでむし歯になるかどうかは食べる頻度や量が大事なポイントになります。

食事や甘いものを食べるたびに口の中は酸性に傾き、歯の表面が溶けはじめますが、それを助けているのは唾液です。

唾液には酸を中和する力があります。しかし、食べる頻度や量が多くなると唾液の補修作業が追いつかなくなりむし歯へと進んでしまします。

むし歯にならないためには決められた時間に規則正しく、バランスよく食べることが大切です。

量が少なくてもあめのように口の中にとどまる時間が長いものを食べるとむし歯になる危険性が高まります。だらだらと食べるとむし歯になりやすいので注意してください。

また、水代わりに糖分を含んだ清涼飲料水やスポーツ飲料を飲むことも注意が必要です。

むし歯は4つの輪でできる!

下記図には4つの輪があります。それぞれがむし歯の原因になりますが、どれか1つでも輪をなくすことができれば、むし歯にはなりません。

カイスの輪

【時間】

何か食べたら早目に口をきれいにしよう。

【歯】

歯が弱いとむし歯菌に負ける。フッ化物を塗って強くしよう。

【糖】

糖はむし歯菌のエサになる。口の中に糖が無いようにしよう。

【むし歯菌】

口の中にむし歯菌がいないようにしよう。

 

3.むし歯をつくらない食べ方は?

 


前のページへ戻る
このページのトップへ