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令和元年の町長挨拶

印刷用ページを表示する 更新日:2019年5月1日更新
令和元年の町長挨拶(5月1日)

本日、新天皇陛下が御即位され、令和時代が新たにスタートすることとなりました。謹んでお慶び申し上げます。

新たな元号となります「令和」の由来は、万葉集の文言から引用されたものであります。人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められています。町民の皆様と共に、文化をはぐくみ、自然の美しさを愛でることができる平和の日々に心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ちあふれた新しい時代を進んでいきたいと存じます。

美咲町の誇るべき財産は「人」の力と「絆」の深さであります。人々が美しく心を寄せ合いそれぞれの花を咲かせる「令和」という元号は、まさしく美咲町にふさわしい元号だと思います。私も、令和時代のスタートに際しまして、『人 輝くまち みさき』という理念の下、「助け合いの精神にあふれたまちづくり」に全力を注いでいこうと決意を新たにしております。

「新しい時代、新しい美咲」に向け、美咲町役場も4月から体制を一新しております。副町長、教育長を新たに迎えるとともに、機構改革を実施いたしました。予算、町有財産の統括管理を担当する「理財課」、まちづくりにおいて主導的な役割を果たす「地域みらい課」、町民の皆様の安全・安心の実現を担う「くらし安全課」、住民窓口を統合した「住民税務課」を新たに設け、より一層行政サービスの充実に努めてまいります。また、組織風土の変革に取り組み、積極的に職員が地域に出向いていくことで「町民の幸せのために自ら学び、考え、そして行動する」役場を目指します。町民福祉の向上を第一に考え、「信じよう、美咲の力」という言葉を職員一人一人が胸に刻み、役場一丸となって課題の解決に取り組んでまいります。皆様の一層の御支援と建設的な御意見を賜りますようお願い申し上げます。

「令和」は万葉集の梅の花の歌が典拠となっております。梅の花が厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇るように、皆様一人一人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる、素晴らしい時代となりますことを心から祈念いたしまして、新天皇陛下の御即位にあたりましてのお祝いのご挨拶とさせていただきます。

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