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町政報告(令和7年10月)

印刷用ページを表示する 更新日:2025年11月1日更新

令和7年10月 町政報告(TV)

 皆様、こんにちは。9月議会が閉会しましたので、美咲町政についてご報告します。

(町制施行20周年記念式典)

 美咲町は今年、3町が合併し、美咲町が誕生してから20周年という大きな節目を迎えています。

 町制施行20周年記念式典を11月9日、柵原学園体育館で行います。これまで美咲町を支えてくださった方の功績をたたえ、感謝の意を表するとともに、「みさき新時代」の門出にふさわしい式典にしたいと思っています。どなたでも参加できますので、よろしくお願いします。

 当日は、柵原学園で「みさき秋まつり」が開催されます。保育園児や美作大学生による催しもあり、地元自治会などから50以上の出店が予定されています。多くの町民の皆様とにぎやかに20周年をお祝いしたいと思います。

 また、20周年を記念して、20年のあゆみをまとめた冊子を10月の広報紙とともに町民の皆様に配布します。

 

(合併20周年記念事業)

 20周年を盛り上げるため、記念事業にも取り組んでいます。

 NHK巡回ラジオ体操を8月8日に柵原学園で開催したところ、1,129人に参加していただきました。ラジオ体操を通じて全国、また世界にも広く美咲町の名を発信することができました。ご参加いただいた皆さんをはじめ、準備にかかわっていただいた各種団体の皆さんには大変お世話になり、感謝申し上げます。これを機に元気で健康なまちづくりの機運をさらに広げていきましょう。

 次に、タイムカプセル開封についてです。旧中央町が平成2年に町制施行35周年記念として埋設したタイムカプセルを、35年ぶりに8月11日に開封しました。当時、幼稚園児や小中学生だった方を中心に120人を超える方が参加され、将来の夢やメッセージが書かれた寄せ書きを懐かしく眺めたり、歓声が上がるなど、当時の思い出を振り返り、楽しい時間を過ごされていました。お盆の帰省時期に開催したことから、このイベントに併せて同窓会も開かれたそうです。町外にお住まいの方もこれを機にふるさととのつながりを増やしていただければ幸いです。

 10月13日にあさひなたで開催する「出張!なんでも鑑定団in美咲」のお宝募集は、目標を大きく上回る259点の応募をいただきました。当日の観覧募集にも約700通、1,300人を超える応募があり、関心の高さを感じているところです。当日もしっかりと番組を盛り上げ、全国に美咲町の名を発信してまいります。

 

(若者・夢みらい会議)

 次に、若者・夢みらい会議についてです。

 令和6年に美咲町で生まれた赤ちゃんの数が39人であることが昨年度末にわかりました。いわゆるショックです。令和7年度を初年度とする美咲町第四次振興計画を策定するため、地域座談会やアンケート調査を実施し、計画策定に向けて準備を進めていましたが、この39ショックにより、若者や女性の意見や考えをもっとしっかりとお聞きし、まちづくりに生かしていく必要があるとの思いから、8月24日に第1回「若者・夢みらい会議」を開催しました。

 会議に先立ち、町の若手職員でアンケートの実施方法や、みらい会議の進め方についての準備会議を2回実施して本番に臨みました。

 おおむね16歳から35歳までの方を募集したところ、町内外から計54人の参加をいただきました。

 会議では、公共交通や住宅団地の問題、働く場所としてテレワーク環境の整備、空き家の有効活用、子どもが気軽に遊べる場所があればなど活発な意見が出されていました。

 参加者にアンケートしたところ、96%がこの会議に「満足」「やや満足」と答え、次回の開催に「参加したい」「予定があえば参加したい」と回答された方が94%にのぼりました。

 2回目の「若者・夢みらい会議」は10月25日に予定していますので、ぜひ多くの方に参加をいただき、美咲の未来像について大いに語っていただきたいと思います。

 みさき新時代を一緒に作ってまいりましょう。

 

(こども・子育て支援)

 次に、こども子育て支援についてです。

 まず、結婚新生活支援事業についてです。

 町は令和6年度から、新生活に必要な費用として、住宅取得とリフォーム費用・住宅の貸借費用・引越し費用に対し助成しています。

 今回、支給要件の所得制限の引き上げや補助額の増額、家電製品や家具の購入費も助成対象とするなど、県内でもかなり充実した制度に拡充しています。新婚世帯が美咲町を選ぶきっかけの一つになればと期待しています。

 美咲町が住みやすく子育てしやすい町であることを実感していただき、定住・移住、そしてお子さんの誕生につながればと願っています。

 次に、こども食堂応援事業についてです。

 町内でも子どもに限らず、大人や老人、障がいのある方などを対象に、温かい食事を共にすることで、孤立を防ぎ、地域とのつながりを深めることを目的に、こども食堂やこれに準ずる活動をされている団体があります。

 これらの団体も昨今の物価高騰のあおりを受け、運営が非常に厳しい状況となっていることから、活動に要する費用を1回の開催につき、3万円を上限に助成します。

こうした活動を通じて、本町の強みである絆を深める一助になればと願っています。

 

(eスポーツ連合との包括連携協定)

 次に、eスポーツ連合との包括連携協定についてです。

 10月1日に一般社団法人岡山県eスポーツ連合と「eスポーツを活用した地域活性化及び地域課題解決を目的として包括連携協定」を締結しました。同連合会と市町村の協定締結は県内で2例目です。

 最近、eスポーツは教育分野や福祉分野、地域活性化など幅広い分野で活用されています。今回の連携協定の場でも岡山県eスポーツ連合の会長から、手や指などを使うeスポーツは高齢者のフレイル予防に有効であることや、高齢者と子供たちの交流に寄与した事例などの話がありました。日本ではスポーツを運動としてとらえていますが、本来スポーツとは競技、つまり技を競うものであり、電子機器を使った対戦ゲームなどもスポーツであるとの説明がありました。

 現在、教育分野への活用を目的として旭こども第三の居場所にeスポーツの機器を整備していますが、教育分野に限らず、福祉分野や多世代交流など幅広い活用につながればと考えています。

 今後、岡山県eスポーツ連合の協力も得ながら、eスポーツに対する懸念材料にも十分配慮し、その活用について検討してまいります。

 

(葉酸サポート事業)

 次に、葉酸サポート事業についてです。

 子どもを産むことを望んでいる女性の健康を守り、子どもの健やかな成長を促進するとともに、町を挙げた子育て支援の一環として10月1日から、葉酸サプリメントを支給しています。

 葉酸サプリメントは、葉酸の摂取不足による神経管閉鎖障害といった先天的な障害リスクの軽減や、母子の健康維持に重要な栄養素として知られています。

 町内に住所があり婚姻届けや妊娠届けを提出される方を対象に、保健師、栄養士の専門職が、葉酸の効果や摂取方法の正しい知識をお伝えし希望される方に、葉酸サプリメントをプレゼントします。

 さらに、サプリメントの支給に留まらず、葉酸の重要性を広く伝えるために、将来のライフプランを考える若い世代に向けて、教育機関などと連携し、啓発する機会を設けることを検討していきます。妊婦の方には、伴走型支援による専門職との対話の機会を通じて、妊娠や出産への不安や悩みに寄り添い、安心して子どもを迎えることができる環境づくりを進めます。

 葉酸サプリメントは10月1日から支給していますが、今年4月以降に婚姻届けや妊娠届けを提出された方も希望される場合にはお送りします。

 

(全国及び県学力・学習状況調査)

 次に、本年度の全国学力・学習状況調査についてです。4月17日に小学6年生と中学3年生(学園9年生)を対象に実施したところ、小学校の算数、理科は県平均と同程度、小学校の国語、中学校の国語は県平均を若干下回る結果でありました。中学校の数学は県平均を5㌽程度下回り、今年度、新たにタブレットによる解答を実施した理科も県平均を下回る結果でした。

 県学力・学習状況調査は全国の学力・学習状況調査と同日に行われ、小学3年生から5年生と中学1・2年生と学園7・8年生を対象に実施しました。小学校は全学年で国語、算数ともに県平均を上回り、中学校は、1年生は国語、数学で県平均を上回り、英語は県平均と同程度でした。2年生は国語、数学、英語いずれも県平均と同程度でした。

 全体を通して、多くの学年、教科で県平均を上回り、これまで美咲町が進めてきた取り組みの成果がみられた一方、全国調査の中学校数学、理科では課題が残る結果となりました。

 今回の結果を踏まえ、各学校でも各教科の課題解決を図るとともに、教育委員会と学校が連携した小中一貫教育を主軸とした着実な学校教育をさらに推進してまいります。

 

(みさきファンクラブ)

 次に、みさきファンクラブについてです。

 関係人口の増加や地域の活性化を図るため、みさきファンクラブを創設します。美咲町公式LINEを活用し運用するもので、会員登録された方は限定のサービスが受けられたり、イベント情報をお知らせします。

 町内外を問わず10月から会員を募集しており、来年1月31日までをオープニングキャンペーン期間として、スタンプラリーの実施や町内事業所からの特典サービスなどの用意をしています。町民の皆さんはもちろんのこと、町外の方にも加入促進を図り、つながり人口の拡大を目指します。

 美咲町のPRへの協力や、ふるさと納税による美咲町への支援につながればと期待しています。

 

(小規模多機能自治)

 次に、小規模多機能自治組織についてです。

 小規模多機能自治フェスタを8月末に開催しました。認定組織である倭文西まちづくり協議会、大垪和多機能自治協議会、打穴まちづくり協議会、北和気地区コミュニティ推進協議会の4組織に加えて、住民アンケートを実施した江与味自治会、加美まちづくり協議会、飯岡地区コミュニティ推進協議会の3組織合わせて7団体が地域紹介ブースで、それぞれの取り組みを紹介しました。

 参加者は3グループに分かれ、7団体の地域紹介ブースを回って意見交換し、共感した活動には「いいね!」、「マネしたい」のチップを応援ボックスに入れてもらいました。

 このフェスタを契機として、まちづくり協議会同士の交流が活発になり、先進事例を参考に小規模多機能自治認定に向けた取組が全町に広がることを期待しています。

 

(空き家対策)

 次に、空き家対策についてです。

 小規模多機能自治の取り組みの中でも、深刻な地域課題の一つが空き家問題です。

 町は令和5年度に空き家の実態を調査し、この調査や、所有者の意向調査をデータベース化し、利活用可能な物件の掘り起こしなどに活用しています。

 また、空き家対策推進員を2人配置し、美咲町への移住希望者に現地案内も含めた細やかな対応を心掛けるなど、移住・定住の推進と空き家の有効活用に努めています。

 さらに、空き家問題にどのように取り組めばいいか、皆さんの抱えている悩み解消の一助になればと、これまでに出前講座や相談会を2回実施しました。11月15日にも空き家セミナーや個別相談会を実施しますので、ご希望の方は地域みらい課へご相談ください。

 

(統計調査)

 次に統計調査についてです。

 昨年度は、農林業に従事されている方を対象に農林業センサスが実施され、多くの皆様にご協力をいただき、調査を無事に終了したところです。本調査にご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

 さて、今年度は5年に一度行われる「国勢調査」の実施年です。国勢調査は、令和7年10月1日を基準日として、日本国内に住むすべての人と世帯を対象に調査され、国の各種データの基になります。国から地方に配分される地方交付税も国勢調査の人口が配分する際の主な基準になります。

 9月下旬頃から調査員の方が国勢調査の書類を配布していますので、ご協力をよろしくお願いします。 

 令和2年の国勢調査では、美咲町は県内の人口減少率がワーストでしたが、これまで実施してきた少子化対策や移住定住対策などが功を奏し、最下位から脱却できることを願っています。

 

(戸籍の振り仮名通知)

 5月26日から戸籍に氏名のフリガナが記載されるようになりました。記載されるフリガナを確認するため、皆さんのお手元へ本籍地から氏名のフリガナの通知が送られてきます。

 美咲町が本籍地の方へは8月に通知を送付していますので、必ず内容の確認をお願いします。通知に書かれているフリガナが誤っている場合は届出をお願いします。フリガナが正しい場合は届出をする必要がありません。通知のとおり戸籍に記載されますのでご安心ください。

 戸籍のフリガナの届出をされた後、住民票にフリガナが記載されますので、フリガナの記載された住民票が必要な方は、早めの届出をお願いします。戸籍の振り仮名の届け出や問い合わせは、住民生活課へお願いします。

 

(黄福タクシー乗車システム導入)

 次に、黄福タクシーについてです。

 今年度、乗車システムの導入により、黄福タクシーの利用方法が変更となります。本システムは、現在の利用者証をマイナンバーカードでデジタル化することで、利用者の利便性を向上させるものです。また、運行実績のデータを活用し、黄福タクシーのより効果的な運用を目指しています。

 今後、広報紙などで乗車システム導入についてお知らせするとともに、地域に職員が直接出向き、システム導入の説明や利用者証とマイナンバーカードの連携手続きを進めてまいります。

 現在の利用者証も利用可能ですが、乗車システムの活用は、今後さらに効率的で利便性の向上へとつながる重要な基盤となりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 

(救急安全センター)

 次に、救急安心センター事業についてです。

 本町をはじめ、岡山市、瀬戸内市、津山市、真庭市、吉備中央町、久米南町の4市3町は、不要不急の救急搬送を減らすとともに、住民の安心・安全を図ることを目的に、10月1日の19時から、住民の急なけがや急病の相談に電話で応じる「救急安心センター事業」を開始しました。

 予期せぬけがや病気で救急車を呼んだ方がいいか、受診した方がいいかなど判断に迷ったときに、短縮ダイヤル「()」に電話をかけると、看護師らが症状を聞き取り、緊急度に応じて救急要請の判断や、診療科の案内、応急手当の方法など、状況に応じた適切なアドバイスを行います。

 受付時間は、平日は19時~翌朝8時まで、土曜日は、18時~翌朝8時まで、日曜日・祝日・年末年始は、朝8時~翌朝8時までです。

 ご自身やご家族が予期せぬけがや病気に見舞われたときは、とても不安で冷静に対応することは難しいものです。相談料は無料ですので、にご相談ください。詳しくは広報紙の9月号にも掲載しています。

 緊急時には迷わず119番通報をお願いします。

 

(インフルエンザ・新型コロナワクチン接種)

 次に、インフルエンザ及び新型コロナウィルスワクチン接種についてです。

 65歳以上の方と60歳から64歳で、一定基準の疾患を有する方を対象に、10月1日からインフルエンザ及び新型コロナウィルスワクチン接種が一部の自己負担で受けられる定期接種を実施します。

 自己負担額はインフルエンザワクチンが1,700円、新型コロナウィルスワクチンが2,500円です。

 インフルエンザワクチン接種は、1歳から中学校卒業(義務教育学校においては後期課程)までのお子さんと、15歳から63歳までの重度心身障害者の方を対象に、費用の一部を助成します。

 接種を希望される方は、直接、かかりつけ医など医療機関に御相談ください。

 1歳から中学校卒業(義務教育学校においては後期課程)までのお子さんでインフルエンザワクチン接種の助成を受けるには、久米郡内の医療機関に限られますのでご注意ください。

 毎年、秋から冬にかけて感染者が増加する傾向にあります。感染予防の基本は、マスク着用や手洗い、換気など、場面に応じた対策を講じることです。今一度、日ごろの感染対策を見直すとともに、特に高齢の方などは、重症化予防効果が期待できるワクチン接種を検討するなど、感染予防に努めていただきますようお願いします。

 

(認知症対策)

 次に、認知症対策についてです。

 高齢化の進展に伴い認知症の人が増えていくことが予想されます。特に今年度は団塊世代の方が75歳となり、5人に1人が認知症を発症すると言われており、認知症の予防、啓発がさらに重要になってきます。

 認知症についての正しい知識や認知症の方の視点に立って理解を深めることを目的に、町は「認知症サポーター養成講座」や、認知症の方とその家族、地域住民、専門職らが認知症や介護の相談ができる場所として「オレンジカフェ」を毎月実施しています。

 オレンジカフェは、認知症キャラバンメイトの皆さんを中心に運営に参加していただき、認知症当事者の居場所の一つとして定着してきました。今年度から旭地域は「あさひなた」、中央地域は「生涯学習センターみさキラリ」、柵原地域は「柵原総合文化センター」で開催しており、カフェらしい雰囲気の中で、認知症予防のための取り組みを行うとともに、会話などの交流もあり穏やかな時間を過ごすことができています。

 今後も認知症の正しい理解の普及や認知症の早期発見、早期対応に取り組み、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう支援を進めてまいります。

 

(大阪・関西万博について)

 次に、大阪・関西万博についてです。

 8月22日から24日の3日間、おかやま「桃太郎の夏休み」と題して、岡山県の各自治体が情報発信やステージイベントを行いました。美咲町は、美咲桃太郎の会が大型ロール紙芝居を使って「元祖美咲桃太郎伝説」の上演を8月24日に2回実施しました。

 多くの方の来場があり、「桃太郎といえば岡山県美咲町」という魅力を国内外に発信できたと思っています。美咲桃太郎の会の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました。

 

(鳥獣被害対策)

 次に、鳥獣被害対策についてです。

 イノシシなどの鳥獣被害対策は、中央、旭、柵原各地域の駆除班員のご尽力で農作物の被害軽減に努めています。これまで、町の補助金としてシカとサルは1年を通じて駆除班員に捕獲に対する補助金を交付していますが、イノシシについても、令和9年度までを期限とし、11月15日から3月15日までの狩猟期に駆除した個体に対しても補助金を交付します。この補助金の拡充により、一層の農作物の被害軽減が図られることを期待しています。

 

(防災士取得報告会)

 次に、防災士の取得についてです。

 8月下旬に柵原学園5年生の安東俐哉(あんどう りいや)さんから防災士資格を取得した旨の報告を受けました。安東さんは4年生の時に総合学習で年間を通して防災に関して学ぶ中で防災士に興味を持ち、お母さんと親子で防災士の資格取得に向けて勉強し、県内最年少での資格者となりました。今後も得られた知識を生かしてご活躍されることをお祈りいたします。

 

(美咲警察署との協定締結)

 次に、美咲署との協定締結についてです。

8月下旬、美咲警察署と大規模災害発生時における施設利用に関する協定を締結いたしました。大規模災害の発生により美咲署が倒壊などの被害に遭った場合、警察の臨時指揮拠点として役場の一室を提供する旨を定めたものです。

 当日はデモンストレーションがあり、パトカーや白バイ、県警ヘリ「わしゅう」が出動し、本番さながらの迫力のある災害指揮訓練が行われました。

 町民の生命、財産等を守るためにも、警察機能が維持されることは大変心強いことです。引き続き、美咲署とも連携を深め、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

 

(芸術・文化、行楽の秋の話題)

 次は、芸術・文化、行楽の秋の話題です。

 まず、芸術・文化の秋についてです。津山市・鏡野町・久米南町・美咲町でつくる「第23回おかやま県民文化祭 文化がまちにある!in津山」が9月~11月にかけて開催されています。

 美咲町では「吟香から学ぼうバスツアー」「元祖美咲町桃太郎伝説の大型紙芝居上映」「百々人形色付け体験」等、美咲町の地域の文化を紹介するイベントが、町内各地区で開催されます。

 また、旧飯岡小学校体育館跡地から1300年前、白鳳時代末期の軒丸瓦などが多量に出土されたことから、飯岡廃寺の存在が推測されています。これに併せ飯岡地区の月の輪古墳に関するイベントも開催されます。見て、触れて、参加して美咲の芸術を楽しんでいただきたいと思います。

 行楽の関係では、10月19日に亀甲駅前、亀甲商店街周辺でたまごまつりが開催されます。40以上のブースの出店が予定されており、会場がたまごにちなんで黄色に彩られます。たまごまつりを通じて、にぎわいと交流の輪が広がることを大いに期待しています。

 11月9日には、柵原学園で「みさき秋まつり」が開催され、同時に柵原学園体育館で開催される美咲町合併20周年記念式典に花を添えていただけると期待しています。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

 このほか、小規模多機能自治の取り組みの一環として10月26日に倭文西まちづくり協議会がまきばの館で「どんとこい収穫祭」を開催し、11月24日には加美まちづくり協議会が中央運動公園多目的グランドで「加美ふれあいまつり」を開催します。地域が創意工夫を凝らしたイベントとなっていますので、多くの方にご参加いただき、美咲の秋を満喫し、地域を応援していただければ幸いです。

 

(終わりに)

 9月に入りましても暑い日々が続いていましたが、10月に入り、急に涼しくなってまいりました。温度変化が激しくなってまいりましたので、どうか無理をせず、体調管理には万全を喫し、日々の生活をお過ごしください。

 実りの秋を迎え各地で農作物の収穫作業が行われていますが、くれぐれも機械による事故などにお気をつけください。

 以上、10月の町政報告とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。


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