令和7年 町長新年挨拶
(はじめに)
明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、ご家族、ご親族おそろいで、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
(合併20周年)
美咲町は、来る3月22日に3町が合併して20周年の輝かしい節目を迎えます。町民の皆さんと一緒に喜びを分かち合いたいと思います。
さて、この20周年に向けて整備を進めてまいりました半世紀に一度の三大プロジェクトも、昨春2校目の小中一貫義務教育学校「柵原学園」が開校し、町中心部には物産センターと生涯学習センターがオープンし交流の輪が広がっています。この春完成予定の新庁舎では、旭、柵原両総合支所も併せ、マイナンバーカード等を利用して「かんたん窓口」、「いつでもどこでも窓口」、「迷わない案内窓口」の窓口改革を行います。
また、旭地域には旧旭小学校跡に診療所、子ども第三の居場所、総合支所に加え、公民館機能を備えた施設を含む複合施設が今春オープンする予定で、さらなる飛躍への舞台が整います。
まちづくりは人づくりです。こうした町の骨格を活かしながら、人交(人が交流すること)を増やす、活発にする取組を促進させるとともに、地域づくりや健康づくりで住民のみなさんが主体的に活動する小規模多機能自治や通いの場に対する伴走支援を行ってまいります。
また、誰もが生き生きと地域で暮らしていける社会の実現を目指して、令和7年度から新たな福祉支援の取り組みである重層的支援体制整備事業に着手します。従来の縦割り支援では解決の難しい複雑で複合的な課題を抱える個人とその世帯に対し、一体的・総合的な支援を行ってまいります。
誰もが「支える側」であり「支えられる側」であることを認識し、それぞれ皆さんが役割分担を持ち地域でともに暮らす、「住民総参加」のまちづくりを一緒に進めてまいりましょう。
(終わりに)
今年は巳年(みどし)ですが、十干十二支で言うと「乙巳(きのとみ)」の年になります。
巳年(みどし)のシンボルである「蛇(へび)」は、変化と再生を象徴する生き物として知られています。今年は新たな挑戦によって、進化と成長のチャンスが広がる年と期待されています。
町民の皆様の願いがかない、今年一年が輝かしく幸せに満ちあふれた年となりますことを心より祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。