ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 4 > 町政情報 > 町長の部屋 > 町長の部屋 > 町政報告(令和2年9月)

町政報告(令和2年9月)

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月27日更新

令和2年9月 町政報告

(はじめに)
皆様、こんにちは。実りの秋を迎え、ご多忙のことと存じます。9月議会も終わりましたので、町政報告をさせていただきます。

(町の人口)
まず初めに8月末現在の人口の報告をさせていただきます。町の人口は13741人でトータルでは前月比10人減、この1年で330人減少しています。
しかし、町内へ転入された方と転出された方の数、いわゆる社会増減をみてみると、6月は3人、8月は1人それぞれプラスになりました。
亡くなる方と生まれる方の差、いわゆる自然増減のマイナスが多いため、全体では減少になりますが、これまでは転出者が多く、社会増が難しい状況でした。
コロナ禍で東京、大阪から地方への移住を希望する方が増えているとの報道もあり、ぜひともコロナによるピンチをチャンスに変えたいものです。

(新型コロナウイルス感染症対策など)
新型コロナウイルス感染症は、全国で相変わらず多くの感染者が発生しており、県内でも130人を超えるなど、いつ町内で発生してもおかしくない状況です。
この冬、国が新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行することを予測し、感染すると重症化する高齢者の方を最優先して、インフルエンザワクチンを早期に接種するよう国民と医療機関にお願いするとのことです。
これを受け、本年度に限り、町としても65歳以上の高齢者のインフルエンザワクチンの接種にかかる自己負担額を無料とします。
さらに、感染症拡大防止として、ふれあいサロン、通いの場など、高齢者の方が楽しみにされている場でも安心して活動いただけるよう、アルコール消毒液やフェイスシールドなど、感染症予防に必要な資材を用意いたします。
 小中学校、保育園でも子どもたちに安全に過ごしていただけるよう、消毒液など資材の確保や、三密を避けるための環境整備を進めています。
 その他公共施設でも避難所となる施設を中心に衛生面の改善を進めます。コミュニティセンターや老人憩いの家のトイレなどについて、緊急性・利用頻度の高いものから順に改修を実施していきます。
 また、大学生、専門学校生、予備校生など、美咲町出身者で新型コロナウイルス感染症によりアルバイト収入が減少しているなどの厳しい状況を支援するため、5万円を町独自に給付しています。
 高校生についても、新型コロナウイルス感染症によりリモート学習環境の構築費用などの支援を目的に、同じく5万円を町独自に給付しています。
 町民一人当たり10万円給付された、国の特別定額給付金の対象外となる、4月28日以降生まれた方に対しても、町独自に10万円を給付いたします。今年の4月28日から来年の3月31日までに生まれた方が対象となります。それぞれの制度について申請期限や細かい対象要件がありますので、詳細は役場にお問い合わせください。

(防災)
 7月は梅雨前線の影響で九州地方のほか、全国各地で大雨特別警報が発令され、甚大な被害が発生しました。
 美咲町でも長期間にわたり大雨注意報、警報が発令され続けました。くしくも平成30年7月豪雨と同時期で、2年前のことが思い出される中、職員は緊張感の中で配備につきました。
 9月は台風シーズンとなりますが、町民の生命と財産を守るためにも、関係機関と力を合わせて対処してまいります。
 災害情報の発信手段としましては、みさきネットサービスを利用した、告知放送、テレビなどが主なものとなりますが、このたび大手インターネットサービス会社「ヤフー」と防災協定の締結を進めています。ヤフー防災アプリを活用し、緊急情報、避難情報などを配信できるようになり、災害発生時等に情報提供が幅広く行えるようになります。
また、町内15カ所に備蓄用倉庫を設け、避難所の感染症予防に必要な消毒用アルコール、マスク、間仕切り材、段ボールベッド、発電機などの災害用備蓄を充実・強化します。

(農地災害復旧の新しい制度設立について)
 今回の梅雨前線による豪雨により、美咲町内の農地が10件程度被災しました。従来から国の災害復旧制度により耕作者の皆様から負担金を頂き復旧するという手法をとって
いましたが、このたび自らが復旧した際に要した経費について補助金を交付する「美咲町農地災害自力復旧事業補助金」を設立いたします。既にみさきTVのニュースでご存知
の方もおられると思います。新設の制度ということから、住民の皆さんに十分理解していただくため、担当課がより詳しいPR番組を作成しています。

(特別定額給付金について)
特別定額給付金についてのご報告です。特別定額給付金は、5月12日から8月11日までの3か月間の申請期間が経過し、事業は終了しました。
給付対象は、6,104世帯、13,913人に対し、給付実績は、6,090世帯、13,890人、給付率は、99.8%でありました。短い申請期間でありましたが、町民皆様の迅速なお手続きにより、スムーズに実施することができました。ありがとうございました。

(県知事選挙について)
 県知事選挙については、11月11日の任期満了に伴う、県知事選挙が10月8日告示、10月25日投開票の日程で執行されます。
 ふるさと岡山を未来につなぐ重要な選挙です。 今回の選挙から、期日前投票期間が、町内三か所で統一され、旭・柵原各総合支所も本庁と同じ期間になります。
 今回の期日前投票期間は、10月9日(金)から10月24日(土)までの16日間の毎日、午前8時30分から午後8時までとなります。
 また、今回からは、新型コロナウイルス感染症対策として、できる限り人と人との接触を避けられるよう、入場券のハガキ裏面に期日前投票宣誓書欄を設けることとしています。自宅などでご記入していただき、短時間でスムーズな投票をお願いいたします。

(感染症対策)
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、町民の皆様に各種支援を行ってまいります。
子育て世代の支援として、国の子育て世代への臨時給付金に加え、町独自に1万円の上乗せ支給については、8月14日現在、町内850世帯、1,565人の対象世帯へ給付しております。
公務員などにつきましては申請が必要となりますので、順次、受付・支払いの処理をしています。
また、国のひとり親世帯を支援するための、ひとり親世帯臨時特別給付金に加え、町独自の支援として5万円の上乗せを、対象の142世帯に8月28日に給付しています。

(障害者計画策定)
 新型コロナウイルス感染症の影響で開催が遅れていた、第6期障害福祉計画、第2期障害児福祉計画は7月6日に第1回策定委員会が開催され、見直し策定の審議を行っていただいています。

(地域福祉計画の策定)
 町の福祉施策の最上位計画となる今年度策定予定の地域福祉計画についてですが、8月27日に第一回策定委員会を開催し、種々協議をいただきました。今年度の策定にむけて取り組んでまいります。

(糖尿病性腎症重症化予防対策)
 糖尿病性腎症重症化予防対策についてですが、糖尿病性腎症重症化予防対策推進検討会を立ち上げ、7月・8月と2回の検討会を開催し、糖尿病対策について検討を行いました。町民の皆様の健康増進を進めることが課題であります。今後も糖尿病性腎症重症化予防対策に向けて取り組んでまいります。

(妊よう性治療)
 がん治療の進歩により、多くのがん患者の方ががんを克服できるようになりましたが、若い患者の方で生殖機能が低下したり、失ったりして子供を持つことが困難な場合があります。そういった方でも子供を持つ可能性を残せるよう、がん治療前に受精卵や精子・卵子を凍結保存するための経費の助成制度を10月から開始いたします。

(経済対策について)
 次に町の経済対策についてです。第二波と思われる新型コロナウイルスの流行により、回復する暇もなく事業の業績に大きな影響が出ていると推察いたします。
売り上げの減少した個人事業主に対して、事業継続を促すため、1事業者あたり10万円の助成金制度を創設し、8月発行の町広報誌の折込で制度の概要をお知らせしております。制度に該当すると思われる方は申請手続きを進めていただき、要件など制度についてご不明な点がありましたら、申請事務をお願いしております。商工会までお問い合わせくださいますようお願いいたします。また、法人事業者向けに1社あたり20万円給付している地域再活性化のための事業所助成金の申請期限が9月末に迫ってきています。
 273件の事業所に書類をお送りしており、現在236件が処理済みになっています。まだ、手続きがお済みでない法人事業者は早目の申請をお願いします。

(税金の徴収猶予など)
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が大幅に減少した等の事情で税等の納付が困難となった場合には、徴収猶予または減免を行っておりますが、8月20日現在の申請状況をお知らせいたします。
 徴収猶予は、固定資産税3件 924万円、住民税2件 42万円、水道・下水道料金が1件 1万6千円、減免は、国民健康保険税10件 177万円となっております。
引き続き申請を受け付けておりますので、随時、ご相談、ご申請をお願いいたします。

(マイナンバーカード交付申請)
次にマイナンバーカードについてです。岡山県では8月をマイナンバーカード取得促進月間として、取得促進に向けての取り組みを実施しました。本町でも8月9日、12
日、19日の3回、本庁、総合支所で日曜日の午前と平日午後8時までの臨時窓口を開設し、合計で103人の申請を受け付けました。
また、町職員が、マイナンバーカードの交付申請を希望する町内の企業や地域の町内会、老人クラブ、サロンなどへお伺いし、申請に必要な顔写真を無料で撮影して一括で申請を受け付ける出張申請受付サービスを実施しています。概ね10人以上の団体を対象に事前の申込み受付を行っていますので、ぜひご利用ください。

(税金等のスマホ収納サービス)
町はマイナンバーカードを利用してのコンビニ交付サービスを実施しております。また、マイナポイント事業が始まり、さらには健康保険証としての利用も予定されています。町民の皆様には積極的な取得をお願いします。
住民の方々の生活様式の多様化に対応するため、24時間いつでもどこでも税金等を納付していただけるスマートフォン収納サービスを10月1日から始めます。
これは、スマートフォンにスマートフォン決済アプリをインストールし、スマートフォンのカメラで町が発行した納付書に印字されているバーコードを読み取ることでお支払いができるものです。
ご利用可能なスマートフォンアプリは、「ペイペイ」と「LINE(ライン)ペイ」です。
 また、スマホ納付できる税目等は、住民税、固定資産税、軽自動車税種別割、国民健康保険税、水道料金、下水道使用料、介護保険料、後期高齢者医療保険料、保育料、保育園給食費、町営町有住宅使用料、みさきネット利用料です。
 仕事などで平日の支払いが困難な方など、金融機関などに出向くことなく、曜日や時間を気にせずにお支払いできますので、ぜひ、ご利用ください。
今後も、町民の方々の利便性の向上に努めてまいります。

(観光)
7月3日にリニューアルオープンした食堂かめっち。ですが、新聞、テレビなど多くのメディアに取り上げていただきました。食堂では座席を空ける、屋外の黄福広場で召し上がっていただくなど感染症対策を十分取りながら営業をしており、県内を中心に多くのお客様にお越しいただいています。
8月には、全日空(ANA)の機内誌「翼の王国」が取材のため来町し、食堂かめっち。をはじめ棚田、イエローパーク人安味など観光地を14㌻にわたって大特集していただくことになりました。翼の王国は年間80万部発行され、国内線、国際線で400万人が読まれるそうで、大変名誉で、ありがたいことです。

(GIGAスクール)
 令和時代のスタンダードな学校として、ICT環境の整備が急務となっています。本町でも児童生徒の皆さんに一人一台のタブレット端末を配るため準備しています。もともと4年間で順次お配りする計画でしたが、今般のコロナ禍を受けて、今年度の一年間でタブレット端末とネットワーク環境を整備いたします。

(懸案事項)
 最後に、町の重要案件のいくつかについてご報告いたします。柵原義務教育学校は、去る7月21日に開校準備委員会を立ち上げてから、校名、校歌、制服、カリキュラム、施設、学校行事、通学についてなど、開校に向けて必要な事項について、それぞれの専門部会で検討していただきます。現在はカリキュラム部会、施設部会が立ち上がり、熱心に議論をしてくださっており、感謝いたします。その他の部会も順次立ち上がる予定です。
また、8月22日には義務教育学校の先進事例である高知県の土佐山学舎から校長先生をお招きし、講演していただきました。
役場本庁舎など町中心部の拠点施設のあり方につきましては、町民の皆様のご意見、外部有識者のご意見もお聞きしながら検討するため、「美咲町みらいデザイン検討委員会」を8月28日に設立いたしました。令和6年度末に迫った合併特例債の発行期限という時間的な制約はありますが、慎重に検討し、今年度中には方向性を決定したいと思います。
 これらの大型プロジェクトには、何十億円もの経費がかかります。プロジェクト成功のためには、健全な財政基盤、組織が必要です。行財政改革を進めるため、8月25日には行財政改革審議会を立ち上げました。来年2月末までに行財政改革大綱案をまとめ、答申していただく予定です。策定すれば、町としては12年ぶりの行財政改革大綱となります。
美咲町は合併から人口が2割減っていますが、予算規模は変わっていません。合併に伴う地方交付税がピーク時に比べ約10億円減少していたり、各種制度が町民のニーズに合わなくなっていたりなど、時代の変化に合わせて行政サービスを変えていくことは、まちの掲げる「ひと 輝くまち みさき」実現のために必要です。
これから日本全国が、かつて経験したことのない急激な人口減少という局面を迎えます。人口が減っても暮らせるよう、住民が互いに支えあう仕組みと拠点を一つでも残していく方策を考えていかなければなりません。人々の暮らしもスタイルもコンパクトでスマートなものに作り替えていく必要があります。地道な作業を積み重ねていく努力は辛くもありますが、私たちはこれに立ち向かっていかなければなりません。
町民の皆様からまちの施策について多くのご意見をたまわりますが、何かを始めるには何か事業をやめて財源を生み出し、職員の労力をそちらにシフトしていかなければならないのが、実情です。
行革というと何か後ろ向きなイメージでとらえられがちですが、そうではなく、時代に合ったまちをみなさんとともにつくっていく、真に必要な事業に予算を充てるため、財源をともに生み出していくという、前向きな取り組みとしてとらえていただければと思います。価値観の大転換が求められますが、うまく作り替えられれば、とてもポジティブな地域社会が待っています。このまちは、まだまだ輝くことができます。小さくてもキラリと輝くまちをつくってまいりましょう。
以上、諸般のご報告とさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。


前のページへ戻る
このページのトップへ