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セアカゴケグモに注意
セアカゴケグモ(特定外来生物)について
生息地と日本での発見状況
セアカゴケグモは熱帯地帯などに分布するクモで、毒を持っています。
日本国内には生息していなかったクモですが、1995年に大阪府の臨海部を
中心とした地域で初めて発見され、現在では、全国各地で発見されています。
2015年10月より特定外来生物として指定されました。
体の特徴
●成体のメスは約0.7cmから1cmで、全体的に黒または濃い褐色です。
特に腹部の背の部分に帯状の模様があるのが特徴です。
人体に影響のある毒性を持つのはメスのみです。
※上の写真はメスの成体
●成体のオスは0.3cmから0.5cmで、腹部の背の部分に白い斑紋があります。
発見した場合
●見つけても、素手で捕まえたり、さわらないように気をつけてください。
●駆除するには家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、
靴で踏みつぶすなどの物理的な方法でも構いません。
●1匹見つかれば周囲に潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意
してください。
●外に置きっぱなしの玩具、帽子やヘルメット、サンダルや長靴などを身に
つけるときは、その中や裏側を十分に点検してください。
●生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣があれば棒などで払ったり、
溝などは普段から掃除し、クモが巣を作らないようにしてください。
●ご自分で駆除するのが不安な場合は、専門業者(害虫駆除等)にご相談ください。
(個人の敷地等で発見された場合、町が駆除することは行っていません。)
かまれた場合は
●かまれたときは、温水やせっけん水で傷口を洗い、すみやかに医療機関にご相談ください。
●痛み、発汗など重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です。
●咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へご持参ください。
町への連絡について
発見した場合の報告義務はありませんが、以下に該当する場合は役場に連絡をお願いします。
・人身被害が発生した場合
・大量に発見した場合
環境省ホームページ
詳しい情報は環境省のホームページをご確認ください。
●「セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!」(PDF)
●特定外来生物等一覧(侵入生物データベース)