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岸田吟香資料室

印刷用ページを表示する 更新日:2025年11月17日更新

岸田吟香没後120周年を迎えました。

1833年から1905年の激動の人生をを歩んだ美咲町の偉人岸田吟香は、2025年没後120年を迎えました。

「岸田吟香資料室」オープン

令和7年5月旭地域多世代交流拠点「あさひなた」がグランドオープンし、併せて3階に岸田吟香資料室が移転オープンしました。

当資料室は、美咲町の偉人・岸田吟香の掛け軸や書簡、資料や写真等210点を収蔵、全国で唯一「吟香像」や「呉淞日記」「精ぎ水版木」を展示しています。
また「麗子像」で有名な画家・岸田劉生や宝塚少女歌劇段で初めてレビュー「モン・パリ」を製作、ラインダンスを考案した演出家の辰彌を紹介したコーナー、現在活躍中の吟香の末裔、画家の岸田夏子氏(東京都)、岸田尚氏(東京都)、実弟熊次郎の末裔の画家布下満氏(総社市)のコーナーもあります。平成9年に旭文化会館に併設された「岸田吟香記念館」は令和7年5月「あさひなた」3階に移転しました。
岸田吟香資料室
岸田吟香資料室2
岸田吟香資料室3
岸田吟香資料室4

岸田吟香記念碑建立

令和7年6月14日、岸田吟香を語り継ぐ会が、「あさひなた」入り口に「岸田吟香没後120年を偲ぶ碑」を建立しました。
この顕彰碑は、明治38年(1905年)6月7日没した岸田吟香を偲んで建てたもので、花崗岩を使用した石碑は、本体の高さ150センチ、幅40センチ、奥行き25センチ、。台座は高さ50cm、幅80センチ、奥行き65センチで、全体の高さは2mです。又前面上部には黒御影石で創られた想像がのプレートがはめられ、その下部に「岸田吟香没後120年を偲ぶ碑」右側面には吟香の口癖であった「大魚は小池に游ばず」が彫られています。

豊田市博物館にて展示

令和7年4月26日~6月15日の会期で、愛知県の豊田市博物館において「豊田市博物館開館1周年記念 岸田吟香没後120年『岸田吟香と日本の近代化、そして岸田劉生へ』」と題した展覧会が開催されました。

これは、明治期の起業家、ジャーナリストとして知られる吟香が、同時に詩、書、画にも取り組んだという側面を紹介するとともに、近代後期~近代の書史に吟香を位置づけることで、日側面を浮かび上がらせようとするものです。

美咲町からは「吟香像」「呉淞日記」が展示され、多くの方に岸田吟香を知っていただく機会としました。
豊田市博物館
豊田市博物館2

岸田吟香ゆかりの地を巡るバスツアーの開催

令和7年10月18日、第23回おかやま県民文化祭「文化がまちにある!プログラム」の事業として、岸田吟香を語り継ぐ会が「吟香から学ぼう!バスツアー」を企画しました。吟香の生誕地などゆかりの地を巡り、吟香について多くの学びがありました。

巡ったのは、岸田家墓所⇒生誕地跡⇒栃原公園⇒栃原湊⇒岸田吟香資料室 です

最後にあさひなたに帰ってから、美作大学児童文化研究部作成の紙芝居「すごいぞ!岸田吟香」が上演されました。
バスツアー
バスツアー2
バスツアー3
バスツアー4

日本初の新聞発行160周年、岸田吟香没後120周年記念:播磨町へ地元美咲町長が訪問、ジョセフ・ヒコと吟香を結ぶ文化交流を実施

【 播磨町・ジョセフヒコと美咲町・岸田吟香との関係 】

播磨町出身のジョセフ・ヒコこと浜田彦蔵(1837-1897)は、幕末から明治期にかけ活躍した人で初めてアメリカ国籍を取得した日本人です。
宣教師で医師だったヘボンを介して仲良くなった吟香とヒコは、ヒコから日本で新聞をつくりたいと持ちかけられ、外国の新聞記事をヒコが翻訳、吟香がひらがなを多用して庶民に読みやすくするなど吟香らと日本初の邦字新聞「新聞紙」を創刊しました。

【播磨町への交流訪問】
日本で初めて民間の邦字新聞を発刊したとされる美咲町出身の岸田吟香と兵庫県播磨町出身のジョセフ・ヒコ。そのご縁と、「新聞誌創刊160周年」「岸田吟香没後120年」に合わせ、美咲町長が播磨町を初訪問します。

【令和5年】
令和5年10月14日「岸田吟香&ジョセフ・ヒコ」大講演会(吟香生誕190年特別企画)/美咲町立旭町民センターにて播磨町長・美咲町長対談

岸田吟香資料室開館情報

美咲町西川1001番地12
電話 0867-27-3674(旭図書館)
利用時間 10時~18時
休館日  毎週月曜日
      毎月第3日曜日
      年末年始(12月28日~翌年1月4日)
      図書館管内整理日(土日を除く毎月月末日)
      館内特別整理期間
※旭図書館休館日は岸田吟香資料室も休館します。お手数ですがご利用の際には図書館ホームページカレンダーをご確認ください。https://www.misaki-lib.jp/
公開状況:あさひなた3階展示ギャラリーはご自由にご覧いただけます。資料室は常時開館していないため、ご覧いただくには事前の予約が必要です。

お問合せ、予約

お問合せ、予約は、下記の旭図書館までお願いします。

 旭図書館 0867-27-3674

予約をするときのお願い

予約をするときは、次の内容をお知らせください。

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住所
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訪問の目的や希望する内容

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