「私たちの暮らしとSdgs~私たちにできること~講座」を開催しました(8月3日)
8月3日(土曜日)、「私たちの暮らしとSdgs~私たちにできること~講座」を、環境省登録環境カウンセラーの三宅直生さんを講師にお迎えして、旭町民センターで開催しました。
『おいしい!おもしろい!ためになる!一挙三得講座です』がキャッチコピーで、手もみうどんをもんで寝かせている間にSdgsのお話を聞いて、その後、うどんを完成させて食べて終了という、とてもユニークな講座でした。
1時間30分の間に盛りだくさんな内容。しかもテーマがSdgsでなんだか難しそうでしたが・・・
手もみうどんを作る
ビニール袋に分量の粉と水と塩を入れてもみます。
2~3分手でもむだけで完了。
粉は地元産で♫
「なんでか?は後の話でわかります」と、先生。
寝かせている間にSdgsお話
先ず、1972年の「国連環境計画設立」からSdgsが始まるまでの経緯について、次にSdgsの目標、その進み具合について、そして、Sdgsの目標達成は危機的状況にあることとその理由をイギリスを例に教えていただきました。要点がわかりやすくまとめられたパワーポイントを使って、また、眠くならないよう随所にクイズを入れながらの工夫されたお話で、資料だけでは理解不能と思えるような難しい内容を、みなさん最後まで興味深く聞きその内容を受け止めることができました。
最後に、私たちはどうしたらよいかを考えるということで、「大量生産、大量消費、大量廃棄」の問題を生む「経済成長至上主義」から抜け出す「地産地消」の実践がSdgsの目標達成につながると教えていただきました。そこで、うどんの材料も地産地消の地元産だったわけですね♫
同時にSdgsの成果が上がらない原因に、「強欲」「富の独り占め」があり、それらは幸せになれないことで、Sdgsの目標達成と人が幸福な人生を歩むことには、「分かち合う」という共通点があるのではとお話しくださいました。
うどんの完成へ!
お話の間寝かせられていたうどんの塊を、薄く延ばしてたたんで切っていきました。うどん作りは初めての人たちばかり。その出来栄えに「すごい、うどんになってる!」思わず、歓声があがりました。
いただいたうどんは大変おいしく、感激もひとしお。
「大量生産・大量消費でなく、食べる分だけ、必要な分だけ、地産地消で手作りして分かち合っていただく事が大切」まさに、Sdgsの目標達成と幸せな人生の生き方への提言を、実習を通して体感できました。机上の学びだけでは得られない満足感で、みなさん「楽しかった。ためになった。」と喜ばれました。
『おいしい!おもしろい!ためになる!一挙三得』のキャッチコピーはほんとでした(^^♪)