「クリニカルアート 雨の日が楽しくなる オリジナル傘づくり講座」を開催しました(6月7日)
6月7日(金曜日)、「クリニカルアート 雨の日が楽しくなる オリジナル傘づくり講座」を、臨床美術士のマルヤマヒロコさんを講師にお迎えして、旭町民センターで開催しました。
クリニカルアートとは、臨床美術と呼ばれ、上手・下手に関係なく楽しみながら創作活動を行うことで、脳と心を活性化させるというものです。子供から大人まで誰でも楽しみながら創作できるプログラムが多方面で取り入れられています。
今回は、無地のビニール傘に思い思いの絵を描いて、「雨の日が楽しくなる世界に一本だけの傘を作ろう」というものです。
作る過程を楽しむ♫
先生は、上手下手は関係ないこと、描くことを楽しむこととお話しくださいました。
とは言うものの、絵筆を手にするのは学生時代以降何十年ぶりという方ばかり。
みなさんの最初の一筆が出やすいように、実際に傘の上で、絵の具をつけずに筆だけ動かしました。
それから、好きな絵の具で好きな模様を描いていきました。
始めは、恐る恐る・・・
無心に、夢中になって創作中・・・
この時、右脳が刺激され感性が豊かになっているそうです。
完成しました♫
一人一人個性の光った傘の完成です。
太い刷毛が重なり合って力強さが出ているもの、細い線で軽やかな動きが出ているもの。
筆づかいも色づかいも、まさに、「みんな違ってみんないい!」
ある方は、「旦那さんが雨の中、田んぼに水を見に行く時、さしてもらおう」、またある方は「孫が楽しくなるように、かわいいハートをいっぱい描きました」と話され、想いのいっぱい詰まった傘であることもわかりました。
「無心な時間が心地よかった」
「絵が苦手な自分でも楽しくできた」
「最初は不安だったけど、次第にうきうきしてきて楽しかった」
と、みなさん、クリニカルアートの魅力を実感され、笑顔でお話くださいました。
雨の日、みなさんの傘の出番が楽しみです♫