?
美咲町出身で、明治時代を代表するジャーナリスト岸田吟香が「たまごかけごはん」を愛好し、日本に広めた説があることと、また町内に西日本最大級の養鶏場があることから?たまご?をキーワードにした町おこしがスタート。その第1弾は、新鮮な卵を使った「たまごかけごはん」の店をオープンさせることで、町のPRが始まった。店名は「 食堂かめっち。 」。国道53号線から少し入った中央運動公園内の空き店舗を再利用して、平成20年1月22日にオープン。「昔、たまごかけごはんがごちそうだった」と中高年客や「珍しい」と若者など、毎日多くのお客さんが美咲町を訪れている。
シンプルな料理だけに素材が大切。美咲流?たまごかけごはん?は、毎日、産みたてのたまごを入荷し、ご飯は町内の棚田で栽培した「棚田米」。そして醤油も地元のものを。また味噌や漬物、さらには器も特産品の「桜湖焼」を使うなど、とことん「美咲町産」にこだわった。またその醤油をベースにした「しそ、のり、ねぎ」の3種のタレを開発。「このタレがあるから、わざわざここで食べる価値がある」というお客さんも多い。
食堂かめっち。
■岡山県久米郡美咲町原田2155
■TEL:0868-66-1123【(株)美咲物産】
■営業時間:9:00~17:00(L.O.16:30)
■定休日:年末年始、毎月第4月曜日(ただし、祝祭日の場合は翌週の月曜日が休日)