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児童虐待防止にご協力ください

印刷用ページを表示する 更新日:2018年4月1日更新

児童虐待とは

  児童虐待とは、親または親に代わる養育者等が「子どもの心身を傷つけ、子どもの健全な成長・発達を阻害すること」をいいます。たとえその行為が親にとって愛情に根ざしたしつけでも、その行為が子どもの心身を傷つけ、発達を阻害するものであるならば、それは虐待です。

 児童虐待の種別

  児童虐待は次の4つに分類されます。
  (実際の児童虐待の事例では、複数の虐待が混在していることもあります。)

 
児童虐待の種別特 徴
身体的虐待児童の身体に外傷が生じ、または生じる恐れのある暴行を加えること。

(例) 殴る、蹴る、投げ落とす、タバコの火を押し付ける、激しく揺さぶる、熱湯をかける、溺れさ
    せる、戸外に締め出し放置する 等
性的虐待児童にわいせつな行為をしたり、させたり、見せたりすること。

(例) 子どもへの性交、性的行為の強要、性器や性交を見せる、ポルノグラフィーの被写体に子
    どもを強要する 等
心理的虐待児童に対するいちじるしい暴言またはいちじるしく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における
配偶者に対する暴力その他の児童にいちじるしい心理的外傷を与える言動を行うこと。

(例) 日常的に罵声を浴びせる、無視をする、児童の心を傷つけることを繰り返し言う、きょうだ
    い間で差別的な扱いをする、子どもの面前で配偶者やその他の家族等に対し暴力を振る
    う 等
ネグレクト
(保護の怠慢・拒否)
児童の心身の健やかな発達を損なう等の不適切な養育、監護の怠慢、児童の安全に対する不
注意や無関心、あるいは保護者以外の同居人の虐待行為を放置すること。

(例) 家に閉じ込める(子どもの意思に反して学校等に登校させない)、病気やケガをしても病院
    に連れて行かない、家や自動車に置き去りにする、適切な食事を与えない、下着等長期間
    ひどく不潔なままにする、極端に不潔な環境の中で生活させる 等

 【 参考 】 マルトリートメント(身体的、性的、心理的虐待及びネグレクトを統合する概念)

   「マルトリートメント」とは、身体的暴力、不当な扱い、明らかに不適切な養育、事故防止への配慮の欠如、
 言葉による脅かし、性的行為の強要等によって、明らかに危険が予測されたり、子どもが苦痛を受けたり、
 明らかな心身の問題が生じているような状態をいいます。

   『大人の子どもへの不適切な関わり』を意味し、児童虐待を広くとらえた概念で、諸外国では、「マルトリート
 メント」という概念が一般化しています。

 早期発見するために

  虐待を受けた子どもは、何らかの不自然なサインで知らせようとしています。
  児童虐待は、どこにでも起こりうるという認識に立ち、親や子どもが発する小さなサインを見逃さないことが大切です。

 児童虐待に気づくための3つの不自然

  親が不自然

  • 子どもの状態に関し、説明が不自然である
  • 説明内容がよく変わる
  • 人との関わりを避けようとする
  • 子どもに会わせようとしない
  • 挑発的な態度が見られる
  • 転居歴が多い  等

  子どもが不自然

  • 攻撃的、乱暴である
  • 落ち着きがない
  • 身体的な接触を極端に嫌う
  • 節度なく甘える
  • 表情が乏しい  等       

  親子関係が不自然

  • 親の子どもを見る目が鋭い
  • 子どもに罵声を浴びせかける
  • 子どもへの態度が冷淡
  • お互いに視線を合わせようとしない  等

 児童虐待を疑ったら通告を!

  虐待を受けたと思われる児童を見聞きしたときは、相談窓口に知らせてください。
  なお、通告についての秘密は守られます。(児童福祉法第25条、児童虐待防止法第6条及び第7条)

窓口相談時間電話番号
相談窓口
美咲町福祉事務所月曜日~金曜日
午前8時30分~午後5時15分
0868-66-1129
津山児童相談所月曜日~金曜日
午前8時30分~午後5時
0868-23-5131
美咲警察署いつでも0868-66-0110
児童相談所全国共通ダイヤルいつでも189

 オレンジリボン運動

オレンジリボンの画像  「オレンジリボン運動」とは、児童虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、児童虐待をなくすことを呼びかける運動です。

  厚生労働省は、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、集中的な広報・啓発を実施しています。国や地方自治体、NPO法人だけでなく、民間企業等の協力も得ながら、様々な児童虐待防止普及啓発のためのキャンペーンイベントを展開しますので、児童虐待防止の啓発活動にご協力ください。
  
 

 


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