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県指定重要文化財本山寺霊廟の保存修理工事見学会が開催されました
印刷用ページを表示する 更新日:2021年8月6日更新
文化財の保存修理工事の現場へ行ってみました。
令和3年8月3日・4日の2日間、岡山県の重要文化財に指定されています本山寺霊廟の保存修理工事見学会を開催され、町内外から約50名の参加者がありました。
霊廟は1652年に建立された建物で、建物は外にあるため、雨風や日差し等によって時間と共に傷んでいきます。
今回の修理では、雨漏り等、痛みの酷ひどかった屋根を中心に最低限の部分を修理します。屋根は、二種類の方法を使い分けて葺ふき直します。
見学会では屋根下地の補修を終え、柿(こけら)葺きと、桧皮(ひわだ)葺きにより修復している状態が一般公開されました。
霊廟は1652年に建立された建物で、建物は外にあるため、雨風や日差し等によって時間と共に傷んでいきます。
今回の修理では、雨漏り等、痛みの酷ひどかった屋根を中心に最低限の部分を修理します。屋根は、二種類の方法を使い分けて葺ふき直します。
見学会では屋根下地の補修を終え、柿(こけら)葺きと、桧皮(ひわだ)葺きにより修復している状態が一般公開されました。


柿(こけら)葺き
主に、薄うすい木の板を何重にも張り重ねて雨や風を防ぎます。
木材には、一般的にヒノキ・スギ・サワラを使い、それを竹釘で一枚ずつ留とめて行きます(今回はサワラを使います。)。また、こけら板の間に銅板を挟む事で、板の傷みを防ぎます。
主に、薄うすい木の板を何重にも張り重ねて雨や風を防ぎます。
木材には、一般的にヒノキ・スギ・サワラを使い、それを竹釘で一枚ずつ留とめて行きます(今回はサワラを使います。)。また、こけら板の間に銅板を挟む事で、板の傷みを防ぎます。


桧皮(ひわだ)葺き
主に、ヒノキの皮を何重にも張り重ねて雨がや風を防ぎます。
こけら葺ぶきと同じ様に竹たけくぎ釘で留めて行きます。
主に、ヒノキの皮を何重にも張り重ねて雨がや風を防ぎます。
こけら葺ぶきと同じ様に竹たけくぎ釘で留めて行きます。
