美咲町では、旭地域の小・中学校の今後のあり方について、旭地域の保育園、小・中学校の保護者、住民の方々を対象に意見交換会及びアンケート調査を行いました。その結果、旭地域に学校を存続し、学校を地域の核として住民が集い、郷土に愛着をもって地域に積極的に貢献する人材を育成してほしいという多くのご意見が寄せられました。
また、旭保育園保護者会、旭小学校・旭中学校PTAの代表者から「旭地域の小中学校存続についての要望書」が提出され、町議会で採択されました。
令和2年12月16日、青野町長は、保育園保護者会・小中学校PTA・地域住民の方々の声や先進校の取組等から総合的に判断し、町総合教育会議を招集して、旭地域に施設一体型の義務教育学校を新設することを提案しました。その後開かれた教育委員会の議決を経て、
『旭小学校を旭中学校に統合し、旭中学校敷地内に施設一体型の義務教育学校「美咲町立旭学園(仮称)」新設』 の方針を決定しました。
今後、令和5年4月の開校を目指し、準備をすすめていきます。
【義務教育学校とは】
学校教育法の改正により平成28年に新設された小中一貫校で、従来の小学校6年間、中学校3年間にとらわれず、義務教育期間の学校教育目標を設定し、9年間の系統性を確保した教育課程を編成、実施できる新しい種類の学校。
令和3年2月、新設する義務教育学校旭学園(仮称)の開校にあたり必要な事項を調査・検討するため、有識者、地域・保護者の代表者、学校教職員等で組織する旭地域義務教育学校開校準備委員会を設置しました。