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SIGEKI KUZUHARA
              葛原 茂樹

「ふるさとは、住んでいて気持ちのよいところであってほしいですね」葛原茂樹さん

イメージ  私は、昭和19年に旧満州国の新京で生まれました。中央町打穴里にきたのは、私が4ヶ月になった時だそうです。後に、母から「まだ首が据わっていなかったから、大変だった」と聞かされました。子どものころは、よく冬に霜柱を踏んで遊んだものでしたが、最近は見ないですね。護法祭には、小学校の時一度だけ行きました。闇の中で、ゴーサマがあちらこちらに動き回るのが怖くて、えらい逃げ回ったのを覚えています。親戚に医者がいたこともありますが、大学進学を決める時に母から「就職に困らないから、お医者さんになったら?」と言われたのが、医学の道に進んだ理由です。東京大学を受験したのは、東京に憧れていたからかな。(笑)^-^
東京大学を卒業してから、筑波大学やアメリカ留学等を経て、現在は三重大学神経内科に勤務しています。私の主な研究領域は臨床神経内科、特に痴呆症やパーキンソン病などです。最近ではお年よりの脳疾患が多くなっているでしょう。寝たきりゼロが私の願いなんです。また、私は三重県の介護保険諮問委員会に参加しています。介護保険については、お年よりが安心して暮らせる、生きた制度になってほしいので、私の意見や知識が役に立てば、と思っています。
 ところで、私の勤務している三重大学は、松原に沿った海岸近くにあります。そのせいか、墓参りで中央町に行くと、山々に囲まれた田舎だな、と思います。しかし、ふるさとは、やはり高校卒業まで過ごした中央町です.中央町には、美しい自然とその中で生まれた豊な心が、昔も今も変わらずにあります。最近ニュースで産業廃棄物の問題を知りました。私のふるさと中央町が、あまり工業化せず、住んでいて気持ちが良い所であってほしいですね。
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